防犯カメラ監視カメラとは?
防犯カメラは人の目では行き届かない場所での人の在否や動作を確実にとらえ、
犯罪の抑止と犯罪発生時には状況の撮影と記録により捜査証拠の確保にも有効です。
一般的にはカメラでとらえた映像を同軸ケーブルで接続し、
記録装置で記録すると同時にモニタで監視するものであり、
クローズドサーキットTV(CCTV)と呼ばれています。
また、ネットワーク対応型カメラも普及してきており、
LANケーブルを使って映像伝送電源供給を行う構成も可能です。
防犯対策の考え方
不安全な場所の解消
- 暗所での防犯対策を考えましょう!
防犯灯を設置し明るくするだけで安全な場所に変わります。 - カメラ動作告知による防犯
単純ですが心理効果は抜群です。ステッカー等による表示告知をおすすめします。
防犯カメラ死角の解消
- 出入り可能場所すべてを網羅できる設置台数と場所を検討!
ダミーカメラの活用
- 本物のカメラにて死角を解消した上で、威嚇効果目的のためダミーカメラを目立つ場所に設置します。
防犯カメラの選び方
カラー撮影可能なモデルで高解像度のカメラを選びましょう
万が一の場合、記録画像から犯人の服装装飾品持参物の色判別ができますし、
画像が直接証拠につながります。
用途にあった形式のカメラを選びましょう
屋内の場合はドーム型BOX型をおすすめしています。
夜間照明が無い場合はIR型をおすすめしています。
※IR監視カメラについてはページ下をご覧ください。
屋外での使用の場合はハウジング型(防水対応)を選びましょう
屋外では防水対応のハウジング型をおすすめしています。
(基本はIR型 夜間照明にてカラー撮影可の場合IRでなくとも可)
撮影対象までの距離によってカメラを選びましょう
撮影対象までの距離によって、
カメラの撮影範囲や望遠など求められるレンズの性能が変わります。
ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
- 一般的に3~6mの範囲で被写体判別可能カメラが多数を占めています。
- 長距離撮影では望遠も使われますが、撮影範囲が狭くなります。
- 広範囲撮影では広角レンズが使われますが、遠距離での判別が困難です。
※撮影範囲設置場所設置環境に合わせたカメラ選びが必要です。
IR監視カメラとは?
IR監視カメラとは、赤外線LED照明と近赤外線まで感度分布を持つCCDで構成された監視カメラのことです。
赤外線は、波長によって大きく3つ(近赤外線、中赤外線、遠赤外線)に分かれますが、監視カメラでは近赤外線が用いられます。
近赤外線は波長がおよそ0.7 – 2.5 μmの電磁波で、赤色の可視光線に近い波長を持っています。
性質も可視光線に近い特性を持つため【見えない光】として、
赤外線カメラや赤外線通信、家電用のリモコンなどに応用されています。
監視カメラ(に使われているセンサー)は人間の目よりも暗いところを視る能力が低いのですが、
IR(Infrared = 赤外線)を光源として照射し、明るさを補う事で、夜間撮影を可能としたものです。
赤外線光源(照明)のメリットとしては大きく2点あります。
1.人間の目には見えないので、撮影対象者に気付かれない。
2.小さな電力で広範囲照らすことが出来る。
なお、IR投射が始まると、一般にはモノクロの映像(デイナイト機能)となります。
※ 簡単に言うと、暗い所を人の目に見えない光で照らし撮影することが出来る優れものということです。
※監視カメラ設置のポイント
1.撮影対象者に気付かれずに撮影する。
2.IRカメラ+ステッカー(監視中告知用)や、通常カメラ+防犯灯(別途)を設置し、撮影対象者にわざと知らせて防犯に努める。
の2通りがあります。(防犯灯選定には注意が必要です。)